Evil★girl
LOVE 前編
-1ヶ月後ー




「おーい・・神治ー」



大きな声で神治を呼ぶのは陽だった



「んだよ、でかい声で」



神治はちょっとびっくりしている



「何でもねぇ~」



「なんじゃそりゃ~」



「ハハハ~」



2人は笑い出した




いつもこんな感じでいる2人



すると同じクラスの甘沢 美沙
(あまさわ みさ)が廊下で夏季にこう言っていた




美沙は夏季と親友なのだ




「あ~いつ見ても陽くんかっこいい~」




「何?美沙、毎野くんが好きなの??」




美沙は手で口を抑えた



「隠しても駄目~聞こえたんだから最後まで言わないと本人に言っちゃうよ」




夏季は意地悪そうに言った




美沙は困った顔をして言った



「ダメダメ~ちゃんと言うからぁー」



「分かった、で?どうなん?」



夏季はニヤけていた



「うん。好きなんだ・。内緒だよ」



美沙はそう言って夏季の口びるに人差し指をあてた



夏季は笑顔で言った



「分かってるよ、言わない。約束する」



「西島くんにも言っちゃダメだよ?」



美沙は心配そうに確認した



「うん、それよりさーどこが好きなん?」



「うーん。。かっこいい所と・・面白い所かなぁ」




美沙はニヤけている



「そっかー。って何ニヤけてんのー気持ち悪い~」




「自分だってさっきニヤけてたじゃんwってか気持ち悪いって何よー夏季ひどっ」




美沙は今にも泣きそうだった




それに困った夏季は言った



「ごめん、ごめん。冗談よ美沙はとーても可愛いよ」



夏季は笑顔で言った



それに気づいた神治が夏季を呼んだ



呼ばれた夏季は神治の元へ行った


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