Evil★girl
「しょうがないなぁ~美沙だって。よかったね」



美沙の顔がだんだんと赤く染まっていく



「それ本当?」



信じられないせいか美沙はもう1回確かめた



「ウソじゃないよもっと自分に自信持ちなよ。」



夏季は意地悪だけどこういう事にはウソをつかない




「うれしい。私告白しようかな」



美沙は思い切って告白しようと
いうのだ



「ほんまに~?頑張れ応援しとんで」



夏季は笑顔で言った



「うん、ありがとんじゃ今から言ってくるね」




美沙はさっきよりテンションがUPしていた



夏季と美沙は別れた



「ねぇ毎野くん・・話があるんやけどいい」




美沙は緊張している



「んぇ?あぁー何?」



陽の言葉が冷たく聞こえたせいか美沙は



「あっごめん、何もない。じゃね」



と今にも泣きそうな顔で言い、
教室を出た



「おい、何しとんねん」



神治だ・・



「だってよ~いきなりやったんやし、びっくりしてん」



陽は言い訳した



「可哀想~甘沢・・泣きそうな顔してたしなぁ~よっぽど陽が怖かったんやなぁ((笑」



神治は笑いながら言った



「ひどいなぁ神治は・・こーいう時もっといい台詞ないんかい」



陽は後悔したように言った


「それより、陽から告ればええんちゃう?さっきの何やったか知らんけど多分告白やと俺は思うで」




「ん~でも、ちごたらいややし・・」




「頑張らんと何も前に進まんで」




「よっしゃ俺頑張るわ」



陽は神治の言葉に勇気をもらった



そして授業が始まるチャイムと同時に美沙が教室へと戻って来た




美沙はチラッと陽の方を見て



顔を赤らめて下を向いた




やっぱりな・・絶対に甘沢、陽の事好きやで




神治は自信ありげにそう思った
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