Evil★girl
陽は赤面している



それを見た美沙



何で?どうして?私のこと好きじゃないの?
何で赤面してるだけなの?
ほんとならもっと怒るはずなのにどうして?




美沙は泣きそうになったがここで泣いたら大騒ぎになると思い必死で堪えた



「って。。お前彼氏いんじゃん」


「内緒ねキスしたこと。でも、私が彼氏持ちじゃなかったらどうする?」


工藤は勝手だ



陽は思った


「別に」


「さこショック~」


「つか俺彼女いるからぁ工藤はそんな遊んでねぇで彼氏をもっと大事にしろよ」


「えっ毎野くん彼女いるの?誰~?」



「はぁ?さっきの休み時間お前いなかったん?」



「あ~丁度トイレに行ってたのー」


「何じゃそりゃーつかもうチャイム鳴るから次の休み時間で」



「分かったぁ~」




え? 美沙は驚いた



さっきの休み時間工藤さんいたよ?


それに毎野くんの近くに・・何で?どゆこと?




キーンコーン  カーンコーン



終わりのチャイムだ



美沙は1番後ろに移動した


「ねぇねぇさっきの続きー」


「俺の彼女は甘沢なんだ」


「そうなの?・・毎野が告ったの?」


「俺が告るつもりが甘沢が先に言っちゃって・・」



「ふーん・・じゃぁ毎野も美沙のこと・・好きなんだ」



と言ってさこは泣き出した



「お、おい何で泣くんだよ」


「ねぇ抱いてもいい?」



さこは美沙がいることに気づいたがそのまま顔色変えることなく言った



「は?んなのできねーし」


陽は否定した


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