Evil★girl
「ちょっと今工藤さん笑

ってたでしょ何がおかしい

のよ何で陽くんに嘘言う

のよ」





美沙は必死だった




「は別に笑ってないし~つ

か嘘じゃないし私見たんやも

ん。笑いながらノート破ってる

ところ~」




さこは笑みを浮かべて言った




さこは丁度陽の隣にいるから

陽にはさこの顔は見えていないのだ




「え・・知らないよ。私じゃないよ陽くん信じて」




「信じるもなにも無理じゃん

見た人がいるんだから認めろよ

嘘ついたって何にもいいことな

んてないんだからさ」





陽は完全に美沙を疑っている



「本当だよ・・信じて」




美沙は泣きながら言った




「泣いたって信じっかよ」



陽は投げやりに言った



さこは小さく笑った



美沙は泣きながら教室を出て行った




ドンッ



美沙とすれ違ったのは神治だった





「おい、どしたんだよ」




神治は疑問そうに言った




「俺のノート甘沢が破ったんだ

ってよ。ったく・・嘘つきやが

ってよ・・」






陽はものすごく怒っている





は?ちょっと待てよ・・俺が見たのは工藤だったけど。。





「それって工藤が言ったん?」



「はっそうやけど・・工藤がどしたん?」






やっぱりな。そゆことか・・
< 34 / 44 >

この作品をシェア

pagetop