Evil★girl
「じゃあこれは何かな」





と言って2人に写真を見せた




「え」



さこは叫んだ



「何これ・・いつ撮ったんよ」



「お前が破ってる時だよ。バーカ」




神治は笑いながら言った



クラスのみんなにも写真を廻していた




「クスクスッ」「甘沢可哀想」


「工藤よくやるよなぁ」



「馬鹿みてぇ」




クラスのみんなは言いたい放題




「ウッ」




さこは自分のしたことがバレてしまったので軽く謝った





「ごめんねぇ~」



と言って教室を出て行った



「西島くん・・ありがとう。う

れしかった」




「お、おう」



神治は少し照れている



そこに陽がやってきた




「甘沢・・その・・ごめん」




陽は深く頭を下げて謝った



「・・らない」



美沙はもの凄く怒っている




聞き取れなかったせいか陽は「え?」と言って下げていた頭を上げた





「知らない」




と言って美沙は陽の目を強く睨んだ






それからも美沙は陽を無視し続けた






「甘沢・・おい・・」





陽が何度呼んでも振り向こうとはせず前を向いて歩いている





すると神治が声をかけた




「陽、もう諦めろ。自業自得だ

よ。もし俺が甘沢だったら同じ

ことしてると思う。陽はどうな

んだ許せると思うのか

俺は絶対に許さねぇ。一生シカ

トし続ける、だからもう諦め

ろ」





神治は強く言い放った




陽の気持ちは変わったのだろうか・・・
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