Evil★girl
もう誰もいらない
次の日
さこが学校にやってきた
美沙はもう自分の席に座っている
するとさこが机に鞄を置こうとした時さこが口にした
「何・・これ」
クラス中はみんなさこの方に目をやり、ひそひそと話をしていた
それを見たさこは顔を赤くした
美沙は顔を下に向けてニヤリッと笑った
大成功
美沙は思った
するとさこが雑巾を持って文字が消えなくなるまでふき取った
美沙の所に神治がやってきた
「なぁ、工藤のことやけど・・」
神治はそこで言葉を止めた
「何」
美沙は冷たく言い神治の目を強く睨んだ
「いや・・何かこの頃嫌がらせ
みたいなん続いとうから何か知
ってるんかなぁって・・思った
だけ」
神治は少し美沙を疑っている
「そんなん知らんし。自業自得
やしうちには関係ない」
美沙は強く言い放った
「そうか・・ごめん」
神治はそう言って美沙から離れた
そして次の日からさこのいじめはなくなり、次は陽に変わった
陽の携帯を取り出し美沙(自分)宛てにメールを打っている
そして送信
陽の携帯を鞄に戻し自分の席に戻る
陽が教室に戻った
そして美沙が携帯を見る
「何・・これ」
美沙は思わず大声を出した
その内容が『お前なんか死ね生きてる意味なんてない』
すると美沙の手は小刻みに震えだした
それを見た神治が美沙の携帯を見る