Evil★girl
confession(告白)
「で、神治くんのこと教えて」



「あぁ・・あのさ・・昨日・・俺・・」



「ん?何」



「俺・・神治に言ったんだ」



「何を?」


「岡川が神治のこと好きだってこと」




「え・・」



「ごめん・・本当は言いたくなかった・・でも・・」




「最っ低」




夏季は屋上から出ようとする



陽は夏季の腕を掴み言った



「待て話がある、聞いてくれ」



「何よさっさと言って」



「俺・・好きなやつがいるんだよ」



「だから?」



「・・・気づかねぇの」


「え・・」



「わりぃ何でもねぇ」



陽は屋上から出て行った



「もう、何なのよ・・」



夏季は頭を抱え込みその場にしゃがみこんだ




陽は神治の方に向かった



「おい、神治起きろ」



はぁーうざいなぁ何だよ・・



と思いつつ目を覚ました


「俺さ岡川に言ったんだ」



「何を」



「神治に岡川の気持ち伝えたってことを」




はっんだそれ・・・



「お前、好きなんだろ普通好きなやつにはそんなこと言わねぇよな嫌われるだけやぞ」




神治は怒っている







俺何でこんなに怒っとるんやろ・・・人のことなんてどうでもいいのに・・




「そやな・・俺ちゃんと岡川に気持ち伝えた方がええよな」




勝手に言っとけ


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