Evil★girl
すると夏季が廊下で突っ立っているではないか



それに気づいた神治は陽に言った




「おい、廊下に岡川おるでチャンスや行け」




「えっそんな急やな・・」




陽は廊下に出た




夏季は陽が来たことに気づかず
神治の方を向いていた




「岡川・・その・・さっきのほんまに
ごめん。。許してくれとは言わん。だけど俺・・岡川のことが好きだ」






夏季はボーっとしていて
何も聞こえていなかった




「岡川」



夏季は陽を無視し、教室にいる
神治を呼んだ




「西島くん・・ちょっと」




んっ俺?




神治は教室を出た



「私、西島くんの事が好きなの
付き合ってほしいの」




え・・またもや空耳だろうか・・・



陽は黙ってそれを見ていた




それに気づいた神治は夏季にこう言った




「あっわりー俺好きなやついないんだ。それに付き合うとか馬路よく分かんねぇんだ。今は彼女いらねぇーつーか・・ごめん」






「あっそう・・分かったありがと」





夏季は顔を下に向いたまま
トイレに入って沢山泣いた




陽が口を開いた




「神治・・さっきのがお前の返事なんだな」





「はっ何言ってんだよ、当たり前だろ」




「そっか・・わりーな」






当たりめぇだろ・・陽何言って
んだよ・・




さて・・神治の本当の気持ちとは・・


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