Evil★girl
「私は本当に諦められないの・・毎野くんの事嫌いじゃな
いけどでも、西島くんのことが」



「聞きたくねぇ」



陽は急に怒鳴った



夏季はビクッとした



おい、どういうことだよ
説明してくれよ・・


神治は怒りが収まらず2人の元へ現れた




「神治」



陽が気付いた



「もしかして・・今の聞いた」



俺は別に岡川の事好きじゃねぇ
でも、今の気分はかなりムカついている




「また嘘付きやがった陽・・
もう、限界だ、許さねぇ」



神治は陽の胸ぐらを掴んだ



それを見た夏季は・・・



「や、やめて私が頼んだの
ごめんなさい」




「は?どういう事だよ」



「私が毎野くんと付き合ったら
西島くん、どう思うか試した
だけなの。ごめんなさい」



「はっどうも思わねぇし
つか迷惑なんだよ。お前が誰と
付き合おうが俺には関係ねぇだろ」





「そ、そうだよね・・ごめんね」



夏季は泣くのを堪え
陽にこう言った




「ごめんね・・毎野くんありがとう」




夏季は屋上から出て行った



陽は神治にこう言った




「お前の気持ちはほんまに
岡川じゃないねんな」




「なんべん言わしたら分かんねん・・
好きじゃない言うとるやろ・・」



「そっか・・分かった」
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