溺愛カンケイ!

「どーも、こんばんは」


明るく声を掛けてきた茶髪の人を先頭に次々と男の人が入ってくる。


茶髪のゆるふわ、眼鏡のダークブラウン、最後は確か同期の…って何?このイケメン揃いは!

キラキラ眩しすぎて思わず俯いてしまう。


「花音チャン、うちの旦那とそこの前2人が御三家だよ」


花山主任がテーブル越しにコソッと教えてくれた。

あまりのイケメン揃いに思わず唾を飲み込んだ。



イケメン御三家ってホントにイケメン…すごいオーラがある。

なんで私はこんな場違いなところにいるんだろう。

1人だけ地味すぎて居心地が悪い。
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