溺愛カンケイ!
部長と花山さんから花音が俺に会えないと伝えられた日から密かに仕事の合間を縫い病院へ通っていた。
花音には会えないが看護師の人に様子を見に行ってもらい話を聞いていた。
今日は珍しく花音が寝ていると教えられ俺の足は自然と病室に向かっていた。
控えめにノックをしそっとドアを開けた。
ベッドには久しぶりに見る花音が眠っている。
俺のせいでこんな事に…すまなかったと呟き花音の頭を撫でる。
久しぶりの花音の感触に手が、身体が震える。
明日、専務と話を付けてくるからな。
眠っている花音の頬にキスを落とした…。