溺愛カンケイ!

私の人見知りに更に輪をかけたのが高校の時の出来事だった。
会話もあまりせず人の顔色を見ては俯き、人との接触をなるべく避けて過ごしてきた。


そんな私に優しく手を差し伸べてくれたのは拓也さんだった。

恋愛初心者の私は戸惑う事ばかりで空回り。


たくさん泣いた。

たくさん考えた。

たくさん傷付いた。

たくさん笑った。

たくさん幸せをもらった。

たくさん愛をもらった。

全部拓也さんからもらったかけがえのないもの。

私は拓也さんに何をしてあげれるだろう。
私でも拓也さんの支えになれるかな?

自信なんてないけど、私は拓也さんの隣で毎日笑っていたい。

拓也さんと一緒なら何があっても私らしく前を向いて進んでいける気がする。


私たちの出会いは偶然じゃなく必然だったんだ…。



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