溺愛カンケイ!
恵の寂しさにも気付かず仕事仕事と言って放ったらかしにしてた。
会おうと思えば会えたのに何故それをしなかったのか。
恵に対して申し訳ない気持ちとやるせない気持ちが入り交じっていた。
それからはまともに恋愛をしていない。
いや、出来なかったんだ。
恵に言われた言葉がずっと心に残って…。
イケメン御三家だか何だか知らないが俺に群がってくるのは顔だけ見てる女だけ。
俺の本質なんて知ろうともしないで。
本当にアホらしい。キツイ香水をつけ、猫なで声で寄ってくる都合のいい女ばかり。
正直どうでもよかった。
あいつに出会うまでは。