君と出会ってーー。~あなたがいた頃は~
あたしは、ぶすーと頬を膨らました。







「うそって分かりやすーい」







すると、空斗があたしの頬をポンと押す。







「ぷぅ!…て、何すんのよ!?笑」






「せっかくの可愛い顔が台無しじゃん。」






そういうと、空斗と蓮はニヤっと笑った。






「元から可愛くないからいいんですよ~だ」







っていうか、あたしまんまと話しそらされたよね!?







ま、そんなに言いたくないなら別にいいけどさ。






「「琴音は可愛いって!」」






2人が声をそろえて言った。






「…ありがと。でも、空斗と蓮の方が100倍カッコいいよ。」






あたしは二人の胸の中へと飛び込んだ。






神様、お願いです。






このぬくもりを…どうか、なくさないで―――――――――――
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