君と出会ってーー。~あなたがいた頃は~
――――――――――――――





「…音~?琴音さーん?」







ん?空斗の…声?







あたしはいつの間にか寝ていたらしく、目をかすかに開けた。








「あっ…起きた、笑。ジャーン!琴音の寝顔ゲット~」







空斗はスマホの画面をあたしに見せつける。








げッッ!!







何の夢を見ている時!?







画面に映ったあたしは、なんだかニヤニヤしていた。







「よし、待ち受けにしよーと♪」








「ギャーーーーっ、やめてー!!消してーー!!」







「ははっ、やだ!笑」






えっ!!空斗がSキャラ!?







あたしは空斗のスマホを取ろうとベットから身をのり出した。
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