君と出会ってーー。~あなたがいた頃は~
~琴音side~
次の日、あたし空斗に会いに行こうとドアを開けて外に出ると、目の前に海生さんがいた。
「…海生さん…。」
あたしは海生さんの目を見ることが出来なかった。
「こんにちは。琴音チャン。空斗の所一緒にいこっか!」
「……はい…」
海生さんは、まだ知らないもん…ね。
自分の息子が自分の事を忘れてしまった事を。
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次の日、あたし空斗に会いに行こうとドアを開けて外に出ると、目の前に海生さんがいた。
「…海生さん…。」
あたしは海生さんの目を見ることが出来なかった。
「こんにちは。琴音チャン。空斗の所一緒にいこっか!」
「……はい…」
海生さんは、まだ知らないもん…ね。
自分の息子が自分の事を忘れてしまった事を。
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