君と出会ってーー。~あなたがいた頃は~
思い出作り
蓮の話を聞き、あたしはその日空斗の部屋へ行くことが出来なくなった。
そして、気持ちを切り替えて空斗の病室を開けた。
「空斗~♪昨日はごめんね~?なんか、眠たくなっちゃってさー」
「え、あ…誰?」
「…え…?」
うそ…、ねぇ、嘘だと言ってよ…。
あたしのことも…忘れちゃった…?
「何…言って…。琴音だよ?」
「こ…とね?知ってるような、知らないような…ごめん、思い出せねー…。」
あぁ、こうやって…。
すごく呆気なく。こんなにも…早く。
あたしの瞳から涙が流れる。
そして、気持ちを切り替えて空斗の病室を開けた。
「空斗~♪昨日はごめんね~?なんか、眠たくなっちゃってさー」
「え、あ…誰?」
「…え…?」
うそ…、ねぇ、嘘だと言ってよ…。
あたしのことも…忘れちゃった…?
「何…言って…。琴音だよ?」
「こ…とね?知ってるような、知らないような…ごめん、思い出せねー…。」
あぁ、こうやって…。
すごく呆気なく。こんなにも…早く。
あたしの瞳から涙が流れる。