君と出会ってーー。~あなたがいた頃は~
そうして、迎えた当日。




写真を撮る。




何枚も、何枚も。



琴音が悲しまないように。



精一杯、笑った。




そして、その後琴音と2人で真実を話すことにした。




琴音は、怒るだろうか?




怒られても、いい。



これは、避けられない事実だから。




現実を受け止めなきゃいけないんだ。




真実を話すと、やっぱり琴音は怒った。




そして、泣いた。




ごめん。ごめんな琴音。




泣かせて、ごめん。




「俺だって…死にたく…ね~よ…」





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