君と出会ってーー。~あなたがいた頃は~
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ガチャ。



久しぶりの屋上。



青い空がとても綺麗だ。



サァーーーッと風が顔に当たり、心地いい。




あたしは大きく深呼吸してみた。




うーん。気持ちいい!




すると、横で空斗が話しかけてきた。




「ねぇ、良いもんあげよっか?」




「?何なにー?」




「目、つぶって?」



「ん?何?」



あたしは静かに目を閉じた。



すると、あたしの唇と空斗の唇が重なった。




「…!?」




いつもと、ちょっと違う優しいキス。



心からの愛が伝わってくる。




「琴音。愛してる。」




「あたしも。」




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