君と出会ってーー。~あなたがいた頃は~
リピート
「琴音は、俺の事よく知ってるの?」
「え?あ…うん。まぁね。」
「じゃあさ、俺の事教えて?」
「うん、いいよ。」
それからあたしは病気の事、蓮の事、お母さんの事、空斗の好きなことなど、知っている事全て話した。
ううん。全てじゃない。話さなかった事は2つ。
余命があと3カ月だという事。
そして…
あたし達が付き合っていること。
あえて言わなかった。
ギクシャクした関係になりたく無いから。
前の空斗なら、ならないと思うけど、今の空斗はよく分からないから。
ずっと笑顔で居たいから。
空斗の余命を口にすると、もう笑顔に戻れない気がして――――――――。
「ふーん。色々教えてくれてありがと。」
「うん。全然いいよ、笑」
「ところでさ…」
「ん?」
「琴音と俺って…付き合ってないの?」
ふぇ!?
「え?あ…うん。まぁね。」
「じゃあさ、俺の事教えて?」
「うん、いいよ。」
それからあたしは病気の事、蓮の事、お母さんの事、空斗の好きなことなど、知っている事全て話した。
ううん。全てじゃない。話さなかった事は2つ。
余命があと3カ月だという事。
そして…
あたし達が付き合っていること。
あえて言わなかった。
ギクシャクした関係になりたく無いから。
前の空斗なら、ならないと思うけど、今の空斗はよく分からないから。
ずっと笑顔で居たいから。
空斗の余命を口にすると、もう笑顔に戻れない気がして――――――――。
「ふーん。色々教えてくれてありがと。」
「うん。全然いいよ、笑」
「ところでさ…」
「ん?」
「琴音と俺って…付き合ってないの?」
ふぇ!?