君と出会ってーー。~あなたがいた頃は~
贈り物
あたしは急いで涙をふき、顔を出した。
「あ…大丈夫です。どーしたんですか…?」
「琴音チャンに伝えたい事があって。これは空斗からのお願いなの。」
お願い?
「何ですか?」
「このさい、ハッキリ言うわね。」
病室内がやけに静かになり、あたしの背中に緊張感が走る。
「空斗の心臓を、琴音チャンに移植します。」
「え…?」
それって…
「空斗の心臓があたしの心臓になる?」
「そうよ。それが空斗の最後の願いなの。」
…空斗の体の一部があたしの体の一部になる。
ということは
「あたしの病気が治って…生きられるんですか!?」
ガラッ
急に病室の扉が開き、主治医が顔をだす。
「そういう事!4時間後に移植手術をします。今日検査したところ、以上は無かったしね!それに、空斗君の心臓が死んでしまうから。」
「え…あ…」
…いきなり過ぎて頭が…
「琴音チャン、今はわけが分からないだろうけど、空斗の最後の願い、叶えてやって?」
何…それ…。
心だけじゃなくて、体も空斗のおかげで生きられるの?
それに空斗は、あたしの心の中と体で生き続ける。
ますます空斗の事大好きになっちゃうじゃん…。
「あ…大丈夫です。どーしたんですか…?」
「琴音チャンに伝えたい事があって。これは空斗からのお願いなの。」
お願い?
「何ですか?」
「このさい、ハッキリ言うわね。」
病室内がやけに静かになり、あたしの背中に緊張感が走る。
「空斗の心臓を、琴音チャンに移植します。」
「え…?」
それって…
「空斗の心臓があたしの心臓になる?」
「そうよ。それが空斗の最後の願いなの。」
…空斗の体の一部があたしの体の一部になる。
ということは
「あたしの病気が治って…生きられるんですか!?」
ガラッ
急に病室の扉が開き、主治医が顔をだす。
「そういう事!4時間後に移植手術をします。今日検査したところ、以上は無かったしね!それに、空斗君の心臓が死んでしまうから。」
「え…あ…」
…いきなり過ぎて頭が…
「琴音チャン、今はわけが分からないだろうけど、空斗の最後の願い、叶えてやって?」
何…それ…。
心だけじゃなくて、体も空斗のおかげで生きられるの?
それに空斗は、あたしの心の中と体で生き続ける。
ますます空斗の事大好きになっちゃうじゃん…。