君と出会ってーー。~あなたがいた頃は~
看護師が中にはいって、数分後。




さっきの看護師の代わりに、先生が出てきた。




「君は、安藤…空斗君じゃないか!?



琴音ちゃんの彼氏なのか!?」




「は、はい。まぁ、一応。」




「そうか。じゃあ、ついて来て。」




俺は先生について、治療室に入った。




「面会は1時間までだ。琴音ちゃんが目を覚ましたら、すぐナースコールを押してくれ。」




「わかりました。ありがとうございました。」




俺は先生に会釈すると、ベットの横のイスに腰掛けた。
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