槍水仙
次期当主
【秀平】
戦国・・・みなが、国のために血を流す。
私がそう思うのは、おかしいだろうか。
司馬 秀元、私の父上。
若かりし頃から戦に参戦していて、数多の国の殿方から恐れられていた。
でも・・・勢力というのは、いつかはなくなるもので。
とうとう"次期当主"というものが、私のもとへきた。
いつかはくるものだと思っていたが・・・
まさか、もうきただなんて・・・月日が流れるのは早い。