槍水仙


私の務めは、接客とお茶点て、そして、司馬家へお茶を届けること。





毎週土曜日に城へ出向き、届ける。





だから、たまに司馬家主宰の御茶会に呼ばれることも。





私の未熟なお茶点てをみんな好んでくださる・・・本当に嬉しい。





頑張って精度をあげなくちゃ!












しばらく歩いていると、おおきな天守閣が現れた。





見る度、大きいなぁと感じる。





ため息が出るくらいに・・・はぁぁぁ









私は、大きな門の前に来た。





門の前には、武士らしき人影・・・





私を見つけると、その人は笑顔で駆け寄って来た。




< 4 / 21 >

この作品をシェア

pagetop