何度でも何度でも…
「どんなに努力しても理解できないものもあると思うんだよ。特に女心なんてもともと脳の構造が違うんだ。わかろうとする方が無駄なんじゃないかと」
何を言うのかと思ったら
「それでも理解してほしいなって言うのが女心。そこから理解してよね」
だから、無理だって
という海斗のつぶやきは聞かなかったことにしよう
「で、話戻るけど、たまにはそういうとこ行ってみたいでしょ?考えても見てよ。もう付き合って3年だよ?なのにど定番遊園地、水族館に行ったことないっておかしくない?」
一応、マンネリ化注意報発令中
「別におかしくないと思うけど」
と言ってもしるふの中だけで
「もー、海斗は普通の彼氏と感覚違うもんさー、ここまで付き合ってきた私をほめてほしいよ」
海斗の肩に軽く頭を預けつつ、しるふはそっぽを向きほほを膨らませる
そんなしるふをみて、横から海斗の笑い声が響く
自然に握られた掌
突然のことに驚いて繋がれた手を見下ろしたしるふの瞳も、次の瞬間には笑みに変わる
そっと大きな掌を握り返しながら
普通なんていらない
欲しいのは、想われてるって言う安心感とほんの少しの二人の時間
何を言うのかと思ったら
「それでも理解してほしいなって言うのが女心。そこから理解してよね」
だから、無理だって
という海斗のつぶやきは聞かなかったことにしよう
「で、話戻るけど、たまにはそういうとこ行ってみたいでしょ?考えても見てよ。もう付き合って3年だよ?なのにど定番遊園地、水族館に行ったことないっておかしくない?」
一応、マンネリ化注意報発令中
「別におかしくないと思うけど」
と言ってもしるふの中だけで
「もー、海斗は普通の彼氏と感覚違うもんさー、ここまで付き合ってきた私をほめてほしいよ」
海斗の肩に軽く頭を預けつつ、しるふはそっぽを向きほほを膨らませる
そんなしるふをみて、横から海斗の笑い声が響く
自然に握られた掌
突然のことに驚いて繋がれた手を見下ろしたしるふの瞳も、次の瞬間には笑みに変わる
そっと大きな掌を握り返しながら
普通なんていらない
欲しいのは、想われてるって言う安心感とほんの少しの二人の時間