何度でも何度でも…
「今まで付き合ってきて一番海斗に怒ったのは…、あー、あれだ、たぶん、2年くらいたった時だったかなー」

思案気な顔をしていたしるふが、納得したように話し出す

一つ一つ思い出すように、記憶をだぐって



そう、あれは海斗と付き合って二年くらいたった時のこと

お互いに落ち着いてきてどっちかの部屋に行くことも泊まることも慣れてきたころのころだ

それまで小さなことで海斗に怒ったりはしていた

でも、あれ以上海斗に怒鳴ったことはないと思う

だってさ…


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