何度でも何度でも…
悶々と一人でチョコを食べていたしるふは、階段を上がる音と鍵が回る音にドアの方に目をやった
「ただいま」
がチャットドアを開けて私服姿の海斗が帰宅する
「…おかえり」
同棲もしていないのだからただいま、おかえりは変なのかもしれないけれどお互いの家に来たときはそういう風に言うようになってしまった
特に違和感はない
ドアを開けたら自分の部屋に相手がいても特に驚かない
スペアは持っているし、海斗のマンションのセキュリティ番号も知っている
いつ何時泊まってもいいようにお互いの家に服や生活に必要なものを置いている始末だ
何度か同棲しようという話になったことはあるのだが、いつも引っ越しの日取りが決まらずに流れてしまう
ついでに荷物を整理するのが面倒臭くなってしまうのだ
そんなこんなで未だにお互いの部屋を気が向いたときに行き来する関係が続いている
部屋に入ってきた海斗はカバンを出入り口付近の邪魔にならないところに置き、近くにあった棚の上に腕時計を置く
いつもの流れだ
「ただいま」
がチャットドアを開けて私服姿の海斗が帰宅する
「…おかえり」
同棲もしていないのだからただいま、おかえりは変なのかもしれないけれどお互いの家に来たときはそういう風に言うようになってしまった
特に違和感はない
ドアを開けたら自分の部屋に相手がいても特に驚かない
スペアは持っているし、海斗のマンションのセキュリティ番号も知っている
いつ何時泊まってもいいようにお互いの家に服や生活に必要なものを置いている始末だ
何度か同棲しようという話になったことはあるのだが、いつも引っ越しの日取りが決まらずに流れてしまう
ついでに荷物を整理するのが面倒臭くなってしまうのだ
そんなこんなで未だにお互いの部屋を気が向いたときに行き来する関係が続いている
部屋に入ってきた海斗はカバンを出入り口付近の邪魔にならないところに置き、近くにあった棚の上に腕時計を置く
いつもの流れだ