何度でも何度でも…
信次が最先端の医療を駆使するのではなく、患者のニーズを重視しつつ、先端医療を取り入れていく、という方針にかえ、両医院は違う道を歩み始めた
そのせいか、今はさほどマスコミも騒がなくなったが、相変わらず医療界ではどちらがすごいのか話題になる
それに拍車をかけているのが、海斗と目の前にいる白鳥潤也の存在だろう
両者、医療界を揺るがすほどの功績を上げる若手医者
それぞれに病院を継ぐのにふさわしい腕は持っている
白の貴公子が白鳥潤也で黒の貴公子が海斗だ
噂によるとファンクラブが密かに結成されているとかしないとか…
で、なぜその有名たる白鳥潤也が目の前に居るのか
しるふの思考回路は、悲鳴を上げるばかりだった
「なーにかたまってるのよ!しるふちゃん」
向かいに座る白鳥さんを見つめて固まるしるふを叔母が隣から小突く
いや、この状況で冷静でいろとか無理だから…!!
小突かれてそのまま傾いても依然として何も言えないしるふを見て、白鳥が向かい側で優しげに微笑む
しるふにとってはまさに悪魔の微笑みしか見えないが
そのせいか、今はさほどマスコミも騒がなくなったが、相変わらず医療界ではどちらがすごいのか話題になる
それに拍車をかけているのが、海斗と目の前にいる白鳥潤也の存在だろう
両者、医療界を揺るがすほどの功績を上げる若手医者
それぞれに病院を継ぐのにふさわしい腕は持っている
白の貴公子が白鳥潤也で黒の貴公子が海斗だ
噂によるとファンクラブが密かに結成されているとかしないとか…
で、なぜその有名たる白鳥潤也が目の前に居るのか
しるふの思考回路は、悲鳴を上げるばかりだった
「なーにかたまってるのよ!しるふちゃん」
向かいに座る白鳥さんを見つめて固まるしるふを叔母が隣から小突く
いや、この状況で冷静でいろとか無理だから…!!
小突かれてそのまま傾いても依然として何も言えないしるふを見て、白鳥が向かい側で優しげに微笑む
しるふにとってはまさに悪魔の微笑みしか見えないが