何度でも何度でも…
「本当。素敵な人だわ、しるふさん」
白鳥の母親もうなずきながら微笑む
「あらー、いいじゃない、しるふちゃん。お似合いよー」
叔母もとなりでとても嬉しそうに笑っている
いやいやいや、待って!待とうよ!!!
「えっと、いや、あの……」
しどろもどろはこの時のしるふのためにある言葉かもしれない
白鳥の言葉を反芻しながら、意味を考えながら(いや、意味は分かってるんだけど!!)
でも、状況についていけてない自分がいる
これって…私、口説かれてる?
しかも、結婚前提で…?
海斗がいたら、お前、だから鈍感だって言われるんだよ、と激しい突っ込みが入りそうだ
で?どうしよう、どうすればいい…?
こういう状況に全く慣れていないしるふの脳みそは空回りを続けるばかりで対処法は一つも出てこない
…っ!海斗!!助けてー!!!
先ほどの亮のように半べそになりながら(心の中で)、こういう時の対処に不本意にも慣れている恋人の名を叫ぶ
それ以外、今しるふができることは思い浮かばなかった
白鳥の母親もうなずきながら微笑む
「あらー、いいじゃない、しるふちゃん。お似合いよー」
叔母もとなりでとても嬉しそうに笑っている
いやいやいや、待って!待とうよ!!!
「えっと、いや、あの……」
しどろもどろはこの時のしるふのためにある言葉かもしれない
白鳥の言葉を反芻しながら、意味を考えながら(いや、意味は分かってるんだけど!!)
でも、状況についていけてない自分がいる
これって…私、口説かれてる?
しかも、結婚前提で…?
海斗がいたら、お前、だから鈍感だって言われるんだよ、と激しい突っ込みが入りそうだ
で?どうしよう、どうすればいい…?
こういう状況に全く慣れていないしるふの脳みそは空回りを続けるばかりで対処法は一つも出てこない
…っ!海斗!!助けてー!!!
先ほどの亮のように半べそになりながら(心の中で)、こういう時の対処に不本意にも慣れている恋人の名を叫ぶ
それ以外、今しるふができることは思い浮かばなかった