何度でも何度でも…
あのいつだったかのベッドの上
繋がれた手と背中のぬくもりに包まれながら紡がれた言葉
「70歳くらいまでなら約束する。それ以上はどうなるかさすがに保証できないけど。でも、ま、70にもなれば人生残すところ幾ばくかだろうし、どっちが先に行ってもすぐに再会できるだろう」
あの世なんてものがあれば、の話だけど
しっかりと紡がれた言葉は、それでも不安を消すにはつたないのかもしれない
約束に根拠はないのかもしれない
でも、あの時海斗は不安そうなしるふに静かにそういった
ずっと一緒にいるなんて言うよく聞く言葉ではなく
海斗なりの、意外と真面目な海斗の言葉で
だからすっと心に入ってきて、今でも時々湧いてくる不安を掻き消してくれる
だから言葉にできない安心を得られるんだ
繋がれた手と背中のぬくもりに包まれながら紡がれた言葉
「70歳くらいまでなら約束する。それ以上はどうなるかさすがに保証できないけど。でも、ま、70にもなれば人生残すところ幾ばくかだろうし、どっちが先に行ってもすぐに再会できるだろう」
あの世なんてものがあれば、の話だけど
しっかりと紡がれた言葉は、それでも不安を消すにはつたないのかもしれない
約束に根拠はないのかもしれない
でも、あの時海斗は不安そうなしるふに静かにそういった
ずっと一緒にいるなんて言うよく聞く言葉ではなく
海斗なりの、意外と真面目な海斗の言葉で
だからすっと心に入ってきて、今でも時々湧いてくる不安を掻き消してくれる
だから言葉にできない安心を得られるんだ