好き。嫌い。やっぱり好き。
「上原…。クリスマス、あいてたり・・・する??」
「しない。ごめんね?」
「やっぱり、そっかぁ…。うん。そうだよな…」
今日、3回クリスマスのお誘いがあった。
でも…あいつからのお誘いは、ない。
こうなったら、自分で言うしかないのかなっ!
上原、がんばります!!
「山本、クリスマス…デートしよっ!!!」
たまたまあいつが1人だったから、勇気を出して、言ってみた。
そしたら、びっくりした顔で、
「え…。上原、宗田と別れたのか?」
…はい?なにそれぇぇぇぇぇぇぇぇえええええ!!!!!!!!!!!!
「え!?なに?はい?あっ、えっ!?宗田!?宗田ですか!?ない!!あいつだけはない!!てか、付き合ってない!!付き合ってませんから!!!!!!!!」
意味分かんない…。そんな噂あったんだ…
「え?そうなのか?でも、宗田がそれっぽいこと言ってたぞ?なんか…クリスマスで、上原と2年記念だって。」
「・・・・・んのやろ…あることないこと言いやがって…殺す。絶対殺す!!山本、またあとで返事は聞くから。ちょっと待ってて!!…宗田…どこだぁ…」
宗田のやろぉ…やりすぎだよぉ…!!!私にだって。好きな人がいるのに。
探していた人間は、すぐに見つけることができた。
・・・いや、どっちかというと、こっちが見つかったようなもんだが。
「うーえっはら♪」
「・・・・・・っめぇ…」
「ん?上原ぁ?どーしたぁ?」
「てめぇ、殺す。マジで殺す…!!」
宗田は、いつもと違う私の雰囲気にビビりながらも、
「なになにぃ~?殺すって、上原w殺人者にならないでくれよぉ~w」
「だまれ。クズ。クリスマス、私達の何の2年記念なんだ?」
宗田は、ギクッという音が聞こえそうなぐらいギクッとした顔をした。
「えーっと…出会った記念?もう2年かー早いな~」
「…確かあたしたち、㊥1の時から出会ってるよね?もう高2なんだから、2年以上たってるけど?」
宗田は、それを言うと、もう無理だとわかったのか、
「悪かったよ。クラスのやつが、ほぼみんな、お前のこと、好きだって言うから…」
「それはない。でも、だからってなんでそんなこと言うの!?私だって、好きな人がいるのに…勘違いされたじゃん!!信じらんない!最低だよ!」
「悪かったって(笑)でも、俺もお前のこと好きなんだから、誰かに奪われたくないっておもいがあったんだよ」
…好き?宗田が?私のことを?
「…ざけないで。明日までに、みんなの誤解、解いといてね。」
宗田が、悲しそうな顔をしたのは、見なかったことにしよう。
なんで悲しそうな顔するの。
みんなに誤解されて、悲しいのは私なのに。
「っ。上原。宗田と・・・会えたか?」
教室に入ると、あいつがすぐに話しかけてくれた。
「うん。ちゃんと、謝らせてきた。明日までに、誤解を解いてもらうことにした^^」
「そっか。あ、さっきの返事だけどさ。俺もクリスマスぼっちなんだわ♪デートしよーぜ♪」
……!!!!や…やったぁ!!上原、やったよ!?
「ほんと!?あぁ~、嬉しい!!楽しみにしとくねっ!!じゃあ、明日、終業式がんばろっ」
「逆に、俺がほんと!?だわw学年1モテてる女に誘ってもらえたんだからな(笑)」
「もてないよw…でも、嬉しい。」
「もてるからなwまぁ、俺はどっちでもいいけどw」
好きな人と、笑いあえた。
好きな人と、約束できた。
好きな人と、少し、近づけた。
それが、こんなに嬉しいことだなんて。
はじめて知りました。
「しない。ごめんね?」
「やっぱり、そっかぁ…。うん。そうだよな…」
今日、3回クリスマスのお誘いがあった。
でも…あいつからのお誘いは、ない。
こうなったら、自分で言うしかないのかなっ!
上原、がんばります!!
「山本、クリスマス…デートしよっ!!!」
たまたまあいつが1人だったから、勇気を出して、言ってみた。
そしたら、びっくりした顔で、
「え…。上原、宗田と別れたのか?」
…はい?なにそれぇぇぇぇぇぇぇぇえええええ!!!!!!!!!!!!
「え!?なに?はい?あっ、えっ!?宗田!?宗田ですか!?ない!!あいつだけはない!!てか、付き合ってない!!付き合ってませんから!!!!!!!!」
意味分かんない…。そんな噂あったんだ…
「え?そうなのか?でも、宗田がそれっぽいこと言ってたぞ?なんか…クリスマスで、上原と2年記念だって。」
「・・・・・んのやろ…あることないこと言いやがって…殺す。絶対殺す!!山本、またあとで返事は聞くから。ちょっと待ってて!!…宗田…どこだぁ…」
宗田のやろぉ…やりすぎだよぉ…!!!私にだって。好きな人がいるのに。
探していた人間は、すぐに見つけることができた。
・・・いや、どっちかというと、こっちが見つかったようなもんだが。
「うーえっはら♪」
「・・・・・・っめぇ…」
「ん?上原ぁ?どーしたぁ?」
「てめぇ、殺す。マジで殺す…!!」
宗田は、いつもと違う私の雰囲気にビビりながらも、
「なになにぃ~?殺すって、上原w殺人者にならないでくれよぉ~w」
「だまれ。クズ。クリスマス、私達の何の2年記念なんだ?」
宗田は、ギクッという音が聞こえそうなぐらいギクッとした顔をした。
「えーっと…出会った記念?もう2年かー早いな~」
「…確かあたしたち、㊥1の時から出会ってるよね?もう高2なんだから、2年以上たってるけど?」
宗田は、それを言うと、もう無理だとわかったのか、
「悪かったよ。クラスのやつが、ほぼみんな、お前のこと、好きだって言うから…」
「それはない。でも、だからってなんでそんなこと言うの!?私だって、好きな人がいるのに…勘違いされたじゃん!!信じらんない!最低だよ!」
「悪かったって(笑)でも、俺もお前のこと好きなんだから、誰かに奪われたくないっておもいがあったんだよ」
…好き?宗田が?私のことを?
「…ざけないで。明日までに、みんなの誤解、解いといてね。」
宗田が、悲しそうな顔をしたのは、見なかったことにしよう。
なんで悲しそうな顔するの。
みんなに誤解されて、悲しいのは私なのに。
「っ。上原。宗田と・・・会えたか?」
教室に入ると、あいつがすぐに話しかけてくれた。
「うん。ちゃんと、謝らせてきた。明日までに、誤解を解いてもらうことにした^^」
「そっか。あ、さっきの返事だけどさ。俺もクリスマスぼっちなんだわ♪デートしよーぜ♪」
……!!!!や…やったぁ!!上原、やったよ!?
「ほんと!?あぁ~、嬉しい!!楽しみにしとくねっ!!じゃあ、明日、終業式がんばろっ」
「逆に、俺がほんと!?だわw学年1モテてる女に誘ってもらえたんだからな(笑)」
「もてないよw…でも、嬉しい。」
「もてるからなwまぁ、俺はどっちでもいいけどw」
好きな人と、笑いあえた。
好きな人と、約束できた。
好きな人と、少し、近づけた。
それが、こんなに嬉しいことだなんて。
はじめて知りました。