好き。嫌い。やっぱり好き。
休み時間になったと同時に、私はアイツの席に向かった。

そして、

「私、宗田のこと許すことにした。でね、もし、また抱きつかれたりしたら、私、山本のことが好きって…宗田に言っていいかな・・・??\\\」

アイツはちょっと驚いた顔をして、顔を赤くした。

「・・・ったり前だろ?てか、抱きつく前に俺が止める。上原は俺のものって言ってやるよ…」

何気に告っちゃった!!

でも、今のって…OKってこと!?

「えッ…それってさ…」

「っ!俺も好きってことだよ!言わせんなっ!!」

「「「「「「「「えええええええええええええええええっ!?」」」」」」」

クラス中が驚きの声を上げた。

「はっ!?えっ!!!?いきなり!!?てかっ、上原!!!宗田は!?」

「なになに!!?告ったの!?」



「ああああっもう!!めんどくせぇなっ!!俺と上原、付き合うからっっっ!!」

「えっちょっ!!やまも…ああああっ!!もーいーや!!そゆことでっ!!」

恥ずかしい。恥ずかしいよっ!??

でも。

      嬉しい。
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