僕等の居場所[短編]
たまり場に着いた竜は、今日かってきた染め粉で早速髪を染めはじめた。

「え〜竜、金髪の方がかっこいいよぉ?」

名前もしらない女がいってきた。

「俺は何でもかっこいいんだよ♪」

そ−言うとみんなが笑っていた。



染め終わった俺は何だか俺じゃない感じがした。


「真面目くんだぁ〜変なの−!!!」

隣にいたさっきの女がいった。


そのあと、
「お前茶髪のほうがいいんじゃね?似合うじゃん!」

誰かがいってくれた。

なんだか照れくさくて、俺は何もいえなかった。


しかし竜にとってそれはとてもうれしい言葉で。



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