キュンラブ†誘惑~Because I love you~年の差恋愛

「いただきまーす!」

「うっま!」

「まじヤバイな」

「でしょ?

澪のママって料理の天才だよねー」



「澪も手伝ったんだろ?」

向かいから響くんに声をかけられた。



「うん。

でもほんのちょっとだけだよ」


「澪ならいい奥さんになりそうだよねー」


横から麻紀ちゃんが私の背中を叩いた。



「で、澪を奥さんにできる男は幸せだよねー」

「ま、麻紀ちゃん?!」


「麻紀も料理作れるようになっといてね」

「んー、司のために澪ママに教えてもらおっかな」



あんなにたくさんあった料理が、どんどん減っていく。

わたしはみんなの食欲にあっけにとられていた。

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