キュンラブ†誘惑~Because I love you~年の差恋愛
---頭が痛い
俺も洸貴のことを言ってられない。
澪のことが心配でたまらない。
今すぐ澪の家に飛んでいって、下心があるに決まってる『野郎』を蹴りだしてやりたい。
って言うか、蹴りだしてやる!
---幸い今日は急ぎの仕事もない。
俺は手早くメールを打ち 、
『得意先を回り、今日はそのまま直帰する。
何かあればメールで』
洸貴あてに送信した。
間髪入れず洸貴から
『了解』
とだけ愛想のない返事が送られてきた。
よし。
コーコーセイのパーティーに、空気も読まず邪魔しに行ってやる。
「お待たせいたしました」
…忘れてた。
せっかく運ばれて来たクラブサンドは、食べる気がなくなっていて…俺はコーヒーだけを胃の中へ忙しなく流しこんだ。