キュンラブ†誘惑~Because I love you~年の差恋愛
「澪?
座ったらどうだ」
柊司はさっきまで麻紀ちゃんがいた席に座って、私を見上げていた。
そんな…---
柊司と二人っきりになる心の準備が、まだできてないのに…
「澪?」
動かない私を、柊司が軽く眉を寄せて不審そうに見つめる。
麻紀ちゃんのばかぁ!
置いていくなんてヒドイよ。
気をまわしてくれたのはわかるけど、
私、これからどうすればいいの?
本当に柊司を誘惑するの?
誰か、お願い。
私をここから連れ出して下さい…