キュンラブ†誘惑~Because I love you~年の差恋愛
「せっかくだけど甘いものはあまり得意じゃないから、コーヒーだけいただいてもいいかな?」
「はい!了解です」
「麻紀ちゃん、柊司がくれたクリームブリュレもあるよ!」
「マジで?!食べる食べる~」
澪はキッチンに行ってしまい、リビングには男三人が取り残された。
「悪いね、急にお邪魔して。
とりあえず座ろうか」
『野郎共』はローテーブルの前のラグの上に座り、俺は向かい合う位置のソファーに腰を下ろした。
司という男は興味深げに俺を見ていたが、目が合うと人懐っこい笑みを浮かべた。
「麻紀と澪ちゃんがいつも仲良くしてもらってます」
「らしいね。
この前二人にスタバで会って、紹介してもらったよ。
澪に良くしてもらっているようで、俺もうれしいよ」
「俺も普段サッカーばっかりで、なかなか麻紀にかまってやれないんで、澪ちゃんがいるおかげで助かっています」
「サッカー部?」
「はい」