キュンラブ†誘惑~Because I love you~年の差恋愛

そんな響くんの肩を司くんが抱いた。


「響、俺が慰めてやろうか?」

「断る。

司に慰めてもらう理由はない」

「そうだな。

まだはっきり結果がでたわけじゃないもんな」



---司くんと響くん、何の話をしてるんだろう?


「ざっと片付けたけど、仕上げは澪、頼むね」

「ごめんね、麻紀ちゃん。

ありがとう」


私がオロオロしている間に、麻紀ちゃんはすっかり片付けをすませてしまっていた。



リビングに戻ると、麻紀ちゃんたちと柊司は挨拶を交わし、私はみんなを玄関まで見送りに行った。



「じゃ、澪。
また連絡するから」

「うん…」


「澪ちゃん、ありがとうね。

お邪魔しました」

「…お邪魔しました」


「こっちこそありがとう。

また遊びに来てね」


私は麻紀ちゃんたちが角を曲がって姿が見えなくなるまで玄関の前から見送った。

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