キュンラブ†誘惑~Because I love you~年の差恋愛
深川澪
---洸貴の年の離れた妹。
澪は同じ制服をきた友人らしき女の子と並んで座り、楽しそうに話をしていた。
屈託のない赤ん坊のような澪の笑顔をみるのは久しぶりのような気がする。
最近、洸貴の家に行ってもタイミングが悪いのか顔を見ないし、どうしているのか気になっていたところだった。
ちょっと声をかけてみるか?
ちょうどコーヒーも飲みたいところだったし。
俺はスタバの店内に足を踏み入れると注文をして商品を受け取った。
店の中はそこそこ混み合っているが、澪の後ろのソファーが空いていたのでとりあえずそちらに向かう。
澪は友人と話こんでいて、俺に気づいた様子はない。
一旦ソファーに腰を下ろしたところで、俺はとりあえずコーヒーを少し飲んでから澪に声をかけることにした。
「ねぇ、もっと澪からガンガン攻めたほうがいいんじゃない?」
澪の友人の声が耳に飛び込んできた。