キュンラブ†誘惑~Because I love you~年の差恋愛

「大人の男かぁ…」

麻紀ちゃんが少し唇をとがらせて考えこんでいた。


「ねぇ、もっと澪からガンガン攻めたほうがいいんじゃない?」


ゴクッ、

私は口をつけていたキャラメルホワイトモカをあわてて飲み込んだ。



「なっ---、麻紀ちゃん?!」


「こっちだって大人の女アピールするの!

思い切ってダ・イ・タ・ンにね」



そ、そんなの無理だよ~。

最近じゃ意識し過ぎちゃって、ろくに目も合わせられないくらいなのに…




「例えばさ、澪からキスしてみるとか」


「ええっ?!」


「最低でもそのくらいしなきゃ。

それで澪が恋愛対象になることを気づかせるのよ」



最低でもキス?!
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