キュンラブ†誘惑~Because I love you~年の差恋愛

麻紀ちゃんは喜んでさっそくハンバーグを頬張り、

「ん~、ジューシー!」

と変顔をして私を笑わせた。


麻紀ちゃんなりに慰めてくれてるんだと思う。

言葉であれこれ慰められたりなんかしたら、泣いちゃってたかもしれない。

きっと麻紀ちゃんはそれもわかってくれてるんだと思う。


麻紀ちゃんが友達で本当に良かった。

麻紀ちゃんはすごく親身になってくれるけど、けっして自分の意見や感情を押しつけてきたりしない。

いつもちゃんと私の気持ちを最優先してくれる。

私も麻紀ちゃんみたいに、きちんと相手のことを考えられる人になりたいと思う。



お弁当を食べ終わった後もまだお昼休みが残っていたので、私たちはそのままベンチでひなたぼっこをした。

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