キュンラブ†誘惑~Because I love you~年の差恋愛
それから私は、そわそわ落ち着かないまま午後の授業を受けた。
どんな男の子が来るんだろう?
出来れば話しやすい子がいいな。
どんな男の子が来ても柊司以上に好きになれるとは思わないけど、仲良くなれたらいいな、とは思う。
あっという間に放課後になり、麻紀ちゃんと私は終礼と同時に教室を飛び出した。
司くんとは駅の横にある公園で待ち合わせているらしい。
公園に着くと、私達の方が早かったみたいで小学生たちがボール遊びをしているだけだった。
麻紀ちゃんと私は、鉄棒の横のベンチに座って待つことにした。
「あ~、なんか私まで澪のドキドキが移っちゃう」
麻紀ちゃんが鏡をみながらグロスを塗りなおしはじめた。