キュンラブ†誘惑~Because I love you~年の差恋愛

それから私は、そわそわ落ち着かないまま午後の授業を受けた。


どんな男の子が来るんだろう?

出来れば話しやすい子がいいな。

どんな男の子が来ても柊司以上に好きになれるとは思わないけど、仲良くなれたらいいな、とは思う。



あっという間に放課後になり、麻紀ちゃんと私は終礼と同時に教室を飛び出した。

司くんとは駅の横にある公園で待ち合わせているらしい。


公園に着くと、私達の方が早かったみたいで小学生たちがボール遊びをしているだけだった。

麻紀ちゃんと私は、鉄棒の横のベンチに座って待つことにした。



「あ~、なんか私まで澪のドキドキが移っちゃう」

麻紀ちゃんが鏡をみながらグロスを塗りなおしはじめた。

< 70 / 153 >

この作品をシェア

pagetop