君の返事は…
そっと中を覗いた
…いる!
彼女はいた
ようし、落ち着いて…
カラーン
あれ!まだドアノブに触ってないぞ!
「ちぃーす!ハルキがエリちゃんと話したいんだってよ」
俺はこの瞬間、頭で考えていた事がすべて吹き飛んだ
「今忙しいから店終わるまでまってな!エリちゃん!コイツらにたこ焼き渡しておくれ!」
「ハ、ハイ!すぐ作るから待っててね」

数分後、彼女は笑顔で俺にたこ焼きをくれた。
なんか…俺だけが気にしてたんだな。そんな気になった
たこ焼きもすでに食べ終え「俺はそろそろ行くわ!頑張れよ!」
「あぁ…サンキュウ。お前もな!」
と宮雄がそわそわしながら帰っていった
しばらくすると店の電気が消え、彼女がきた
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