君の返事は…
想い
昨日の事がまだ信じられないでいた。
(いや、きっと夢なんだ。うまく行き過ぎなんだよ)
自分の頬にビンタしてみる
「…痛い」
現実なんだ。エリは俺の彼女になったんだ!
「お前、顔が変だぞ」
至福の時を邪魔したのは分かっている宮雄だ
「うるさいな!邪魔すんなよ」
「邪魔ってなんだよ!素晴らしき友の声だぞ!って…まさか!!」
宮雄が真剣な顔で聞いてきた
「お前ら…出来ちゃったのか?大人になったのか?」
「バ、バカか?まだ付き合い始めたばかりだぞ!」
宮雄が不思議そうな顔で
「まだ付き合ってなかったのかぁ?」
「昨日からだよ。悪いか?」
「いや…別に…。それよりも花火大会しゃべったのか?」
「あっ!忘れてた。今日話すよ」
「仲良いねぇ」
「お前はどうなんだよ?」
「バッチリよ。俺の事が好きで好きでたまんねぇって感じかな…フフフ」
幸せな奴だ。大概こういう奴は逆なんだが今はどうでもいい。
「良かったな!宮雄」
「んっ…おうよ」

早く夜なんねぇかな!
別にウエストに学校帰り寄ってもいいが彼女のバイト先に入り浸るのはどうかと思い止めていた。おばちゃんには悪いが…
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