君の返事は…
「まっ俺達も学校行っても行ってないようなもんだからな」
宮雄が笑いながら話を繋いだ。
「だよな!学校いってもつまんないもんな。俺も早く就職したいよ」俺もしゃべる
「あんたらみたいなのはどこも雇ってくれないよ!サボってばっかで!まったく」
「おばちゃん…それは酷いよ。一応将来考えてんだから」
「くすくす(笑)」
…あれ!馬鹿話をしていると奥から笑い声が聞こえてきた
「ごめんなさい。楽しそうで話聞いちゃった。仲良いんですね?みなさん」
「別に仲良くないけど良かったらエリちゃんもこっち来て話そうよ。どうせ客は俺達しか来ないし」
…と自分でもびっくりする位彼女に話かける事が出来た
「いやいや、私はサボったりしない真面目な性格なんで話しても面白くないですよ(笑)」
グサリときた
「じゃあ、今度はサボらないで来るから君と話がしたい!」
…。…。あれ…。なんかおかしいぞ!俺今凄い事しゃべってるのか?
「学校帰らなきゃ…んじゃ」
顔を真っ赤にして俺は外に逃げるように出て行った
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