君の返事は…
流れ
学校の終わりのチャイムと一緒に宮雄と俺はウエストに向かった。
「ハルキ?どうする気なんだ?」
と宮雄の問いに俺は
「とにかく会ってなんともなかったらこのまま流そうと思う」
と答えた。
「なぁハルキぃ?」
「なんだよっ!」
頭がごちゃごちゃしているせいかついつい怒りっぽくなっていた
「俺、悪いけど今日合コン誘われてるから長く居られねぇぞ!」
「な、何!ダレと」
「A組の近藤達と」
「お前、仲良かったっけ?つうか、なんで俺は呼ばねえの?」
「仲悪い訳じゃないけどあいつら内で一人足りないらしくて誘われたんだよ。俺だって微妙だよ」
そう言えば宮雄はすげぇいい奴なんだよな…みんなから好かれるし。
ここでいじけたら俺の男が廃るってもんよ
「上手くいったら教えろよ!?」
「上手くいったらな!」

なんて会話をしてるとすぐにウエストに着いた
(なんだ…すげぇ緊張する)
< 9 / 34 >

この作品をシェア

pagetop