インディアン=スノー=ディ
最初、
誰もが一瞬、
彼女の失恋の事を考えた。


しかし、
それは彼女自身の手によって、
すぐに否定された。

彼女の日記。
彼女の日記を、
ぼくらは彼女の眠る隣で読んだ。

それは、
彼女らしいといえば
全く彼女らしい、

こんな状況で読んだのでなければ
思わず
笑ってしまうような日記だった。
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