インディアン=スノー=ディ
2つが
急速に大きくなっていくのに、
ぼくは
絶えられなくて
第3の道を選んだ。


「どんな人だよ。
会ってみたいなぁ。」

できるだけ、明るい声で言った。


「会わない方がいいよ。」

ちえちゃんは
最初の会話に
戻すような言い方だった。

「なんで、だから…。」

怒って言うぼくを遮って、
ちえちゃんは
強引に話を進めようとした。


「会ったら
納得しちゃうから。

この2人じゃ
しょうがないやって、
辛くなるよ。」


ぼくは、もう
口をきかなかった。
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