もうひとつの恋
健太にまでそう言われてしまっては、後ろに座らないわけにはいかない。
いつもは美咲さんが運転して、助手席にさとみさんのパターンが多かった。
今回は美咲さんがいないから、俺が運転して助手席にさとみさんのシチュエーションに憧れてたんだけど……
でも健太優先てさっきまで自分の中でも決めてたわけだし……
まあ帰りもあるしな?
そう納得して健太の横に乗り込む。
すると健太は興奮ぎみに俺に話しかけてきた。
「じゅんちゃん、きいてきいて!
あのねぇ、おれ、じぶんでぜぇーんぶできたんだよ?」
すごいでしょ?と言わんばかりの顔で、目をキラキラさせながらそう言う健太に、俺は約束を守ってくれたことが嬉しくて、思いっきり誉めてあげる。
「お!すげーなぁ!
このボタンも自分でやったのか?
約束守ってくれたんだな!
えらいぞ!健太!」
そう言いながらワシワシと頭を撫でると、健太は嬉しそうに、やめろよ~と言いながら、まんざらでもなさそうな顔をする。
いつもは美咲さんが運転して、助手席にさとみさんのパターンが多かった。
今回は美咲さんがいないから、俺が運転して助手席にさとみさんのシチュエーションに憧れてたんだけど……
でも健太優先てさっきまで自分の中でも決めてたわけだし……
まあ帰りもあるしな?
そう納得して健太の横に乗り込む。
すると健太は興奮ぎみに俺に話しかけてきた。
「じゅんちゃん、きいてきいて!
あのねぇ、おれ、じぶんでぜぇーんぶできたんだよ?」
すごいでしょ?と言わんばかりの顔で、目をキラキラさせながらそう言う健太に、俺は約束を守ってくれたことが嬉しくて、思いっきり誉めてあげる。
「お!すげーなぁ!
このボタンも自分でやったのか?
約束守ってくれたんだな!
えらいぞ!健太!」
そう言いながらワシワシと頭を撫でると、健太は嬉しそうに、やめろよ~と言いながら、まんざらでもなさそうな顔をする。