もうひとつの恋
「なに?」
そう聞き返すと、彼女は興味津々な顔でズバッと聞いてくる。
「さっき振られたって言ってましたけど、気になる人ってその人なんですか?」
少し酔ってるのかもしれない。
そうじゃなきゃ振られた相手にこうもあっけらかんと聞けないと思う。
痛いところを突かれたなぁと思いながら、それでも何故か彼女には自然に話せた。
「いや……実は振られた相手の友達なんだよね……
ずっと俺の応援してくれてた人なんだけど、最近ちょっとケンカっていうか、連絡とれなくなっててさ
どうしたらいいのかわかんないんだよなぁ……」
困ったように笑うと、彼女は少し眉をひそめて俺を非難した。
「えぇ!なんですか?それ……
相談してた相手を好きになっちゃったってパターンですか?
しかも何して怒らせたんですかぁ!
連絡とれないなんて相当ですよ?」
やっぱり酔ってる……
ズケズケとそう言ってくる彼女の言葉が、いちいち胸に突き刺さって俺は苦笑した。
「だよなぁ……
小嶋さんには言いづらいんだけど、今日のこと……相談したんだよね……
その彼女に……
そしたら急に様子がおかしくなって、次の日から連絡とれなくなったってわけ
これどう思う?」
もうすっかり開き直って、俺は小嶋さんに意見を求めた。
そう聞き返すと、彼女は興味津々な顔でズバッと聞いてくる。
「さっき振られたって言ってましたけど、気になる人ってその人なんですか?」
少し酔ってるのかもしれない。
そうじゃなきゃ振られた相手にこうもあっけらかんと聞けないと思う。
痛いところを突かれたなぁと思いながら、それでも何故か彼女には自然に話せた。
「いや……実は振られた相手の友達なんだよね……
ずっと俺の応援してくれてた人なんだけど、最近ちょっとケンカっていうか、連絡とれなくなっててさ
どうしたらいいのかわかんないんだよなぁ……」
困ったように笑うと、彼女は少し眉をひそめて俺を非難した。
「えぇ!なんですか?それ……
相談してた相手を好きになっちゃったってパターンですか?
しかも何して怒らせたんですかぁ!
連絡とれないなんて相当ですよ?」
やっぱり酔ってる……
ズケズケとそう言ってくる彼女の言葉が、いちいち胸に突き刺さって俺は苦笑した。
「だよなぁ……
小嶋さんには言いづらいんだけど、今日のこと……相談したんだよね……
その彼女に……
そしたら急に様子がおかしくなって、次の日から連絡とれなくなったってわけ
これどう思う?」
もうすっかり開き直って、俺は小嶋さんに意見を求めた。